2.経営者の略歴等の書き方

赤枠の部分に書きます。必ず書式はアレンジしましょう。

これまでの事業経験・経歴

通常金融機関は実績を見て融資の判断を下します。
創業融資を目指すほとんどの方は創業前、創業後間もなくの方ですから実績はありません。
しかし、皆様が培われた事業経験や経歴・資格などは創業融資時においては実績に「変える」事が可能です。
事業の経験等の書き方一つで実績に変えられるのです。魔法みたいですよね。

このパート2.「経営者の略歴等」の書き方は難しい事ではないですが、
通常融資では「実績」にあたる部分ですので非常に重要だとお考えください。

事業の経験等の書き方例①
美容室の開業を目指す方の経歴がすでに7年スタイリストを務めてこられていて役職も現在、店長であり店舗運営も任されているとしましょう。
7年間のスタイリストであれば指名をして下さるお客様もいらっしゃいますでしょうし、
すでに店舗運営をされていますから事業計画書の客単価や原価なども信憑性が高くなりますし、
開業当初から以前のお客さまの来店が期待できるのでなんとなく安心できますよね?

問題は客観的なアピールができるかどうか?

事業の経験等は客観的に他人が図れるものが望ましいです。
例)時間・期間・学歴・資格・受賞歴・回数・推薦状と言ったものです。

事業の経験等とは判断して頂きにくいものは、主観的な自分自身だけにしか分からないものです。
例)感情・自信・予測など不確定な物です。

事業の経験等の書き方例②
ケーキ屋さんの開業を目指す方の経歴が、
大学で栄養学を学ばれて管理栄養士の資格を取得し、その後洋菓子店に3年の勤務をしていた場合で主力商品をオーガニックケーキとしたらどうでしょうか?
経験は3年と少し短いですが学歴から職歴まで一貫していて計画性がありそうな方です。
なにより提供する商品が資格とリンクして差別化が明確なのでなんとなく上手くいきそうですよね?

十分な経験や経歴が無い場合はどうすればよいか

まず非常に厳しい事を先に申し上げておきます。それほど事業の経験等は重要視されます。
「創業融資のフルサポ」で融資支援業務を恐縮ですがお断りさせて頂く理由の1つです。

(解決策①)
フランチャイズに加盟

あまりおすすめはできません。
すでに事業をされていて、何かの問題を解決するために加入するフランチャイズならば良いかもしれませんが、新規事業者をターゲットにしている不完全なフランチャイズは皆様が思っている以上に多いです。
私見ではありますが、本物は数%以下だと思います。

(解決策②)
足りない部分をパートナーで解消

これは一般的に使われる方法です。例えばIT系の事業を起こす方に多いのですが、
実はその方はIT会社の営業に在籍されていた方でもう一人システムを構築する方がパートナーの場合なら融資担当者も安心ですよね。
事業の経験等を質問されたらしっかりアピールしましょう。


(皆様に避けて頂きたいこと)
創業事業計画書にはインターネットからダウンロードした、事業計画書フォーマット・サンプル・雛形・書式・事業計画書テンプレートは避けて下さいませ。
絶対に避けて頂きたいのが事業計画書のエクセルテンプレートです。
日本政策金融公庫や制度融資の融資担当者は金融機関の中でも特に優秀な方で、
事業計画書を見るプロ中のプロです。

例えるならば、バレンタインで板チョコをもらって「本命チョコ」と言われても悲しい物がありますよね。
「本命チョコ」は、やはり手作りでないといけないと私は思います。
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