4.取扱商品サービス内容の書き方

赤枠の部分に書きます。必ず書式はアレンジしましょう。

創業計画書・取扱商品サービスの内容

具体的に分かりやすく書くことが大切

例えば雑貨屋さんの開業の場合、「取扱商品サービスの内容」を具体的に分かりやすく書いておかないと、事業計画書を読んだ融資担当者の先入観から面接時の質問がスタートしてしまいます。

ビジネスの世界でも第一印象を覆すのは困難だと言われております。
融資担当者も非常に忙しい中であなたの事業計画書に目を通すわけですから、
「取扱商品サービスの内容」についてマイナスな先入観を持たれないように気を付けたいものです。

アピールポイントとリンクした説明にしよう。

3.セールスポイントの書き方で説明させて頂いた、強みを生かしながら、
取扱商品・サービスをPRすると好印象をもたれる事が多いです。

取扱商品・サービスの書き方を「雑貨屋」ではなく「北欧雑貨を500点扱う雑貨屋」
「アニメのキャラクター雑貨のみを扱う雑貨屋」と記入すると・・・
どうでしょう?印象がずいぶんと変わってわかりやすくなりましたよね!

ここで注意しておきたいのがあまりにもライバル(競合店)と差別化したいがために
「取扱商品サービス内容」の独創性を前面に押し出し過ぎないことです。
「日本初」「世界初」という取扱商品・サービスは、融資担当者からすれば応援しづらいものという印象を与えかねません。

取扱商品・サービスの話で融資担当者と打ち解けよう。

「取扱商品サービスの内容」についてのお話は融資担当者も楽しく質問してくださる事が多いように感じます。
融資担当者が皆様の「取扱商品サービスの内容」について知識がそれほど深くない場合には
得意満面で知識をひけらかすと悪印象ですが、ここでも分かりやすく説明して差し上げれば
好印象を頂くことができますので、この取扱商品・サービスの事を面接で聞かれたらチャンスだと捉えて下さいませ。

売上シェアの書き方

商品にはそれぞれ単価があります。総売上目標の中のどれぐらいを取扱商品・サービスのA商品B商品C商品が占めるのかによって
各商品の販売目標が明確になるわけですので、数字の矛盾が発生しないように気を付けて下さい。

簡単に申し上げますと売上目標1万円・シェア50%で100円の商品ですと50個の販売が必要。
200円ですと25個。500円の販売ですと10個。

当たり前の算数のようですが、事業計画書だけを2万円~3万円で代行している会社に依頼をすると面接の事まで考えてくれませんので、必ずと言って良いほど矛盾が生じて悔しい思いをされる方が多いことも合わせて知っておいて頂きたいです。

最近驚いたのが、建築用資材の会社の創業融資の相談で、すでに事業計画書を他社で作成されていた法人様ですが、考えられるリスクにBRICSの経済情勢や中国の経済動向を書いていたことです。
確かにそれ自体は正しいのですが、グローバルな経済情勢の知識がなければ面接で質問に答える事すらできません。
もし、あのままの状態で提出して面接で突っ込まれたらと思うと・・・ゾッとします。

~知っておくと便利なキーワード~「平均客単価」

売上のシェアをなぜ、日本政策金融公庫が指定フォーマットにしているのかと申しますと、皆様のビジネス、経営者の知識として「平均客単価」の概念があるかどうかを見ています。

例えば・・・飲食店の場合、平均客単価3,000円/名を事業計画書に設定する場合、何を、どれぐらい販売するのかを詳細に書かなければなりません。

鳥料理シェア55%原価率30%
(計算式)
3,000円×55%=1,650円(売上)1,650円×30%=495円(原価)1,650円-495円=1155円(粗利)
酒類シェア35%原価率10% 
(計算式)
3,000円×35%=1,050円(売上)1,050円×10%=105円(原価)1,050円-105円=945円(粗利)
その他シェア10%原価率25%
(計算式)
3,000円×10%=300円(売上)300円×25%=75円(原価)300円-75円=225円(粗利)

平均粗利益2,325円/名


事業計画書の書き方7つのポイント
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取扱商品・サービスの書き方
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事業の見通しの書き方
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